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定款の絶対的記載事項【発行可能株式総数】
絶対的記載事項（株式会社）
発行可能株式総数発行可能株式総数とは、株式会社が発行することができる株式数の上限です。
株式会社はこの数を超えて株式を発行することができません。
また、公開会社では発行可能株式総数の規制が存在します。
公開会社では発行済株式総数の4倍までしか発行可能株式総数を定めることができません。（例外あり）
これが公開会社に定められている4倍規制と呼ばれる規制です。
発行可能株式総数を定めることによって、取締役による株式発行の濫用を防ぐことができます。
第三者割当による通常発行では取締役会の決定によって行うことができます。
しかし、発行可能株式総数の変更は株主総会の特別決議（定款変更）が必要となります。
この仕組によって、会社やその他の株主を取締役による不当な株式の発行から守るのです。
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